おととし4月に行われた備前市長選挙について、備前市の吉村市長が政治資金規正法に違反したとして備前市内に住む男性が警察に告発していた問題です。先月(9月)、警察に告発状が受理されたとして男性らが会見を開きました。

告発人の男性と弁護士らが岡山市北区で会見を開きました。告発状によりますと男性は「おととし4月に行われた備前市長選挙にあたり、吉村氏が2020年と2021年に印刷費や事務所費などの経費あわせて675万円あまりを支出したにも関わらず、収支報告書に0円と虚偽の記載をしたとして政治資金規正法に違反した」と主張しています。

男性は先月(9月)19日、備前警察署に対して吉村市長と当時の会計責任者を書面で告発していて、先月21日、弁護士のもとに警察から受理した旨の連絡があったということです。今回の告発を受けて、吉村市長はRSKの取材に対し「刑事告発に関する詳しい内容が分からないので、現時点ではコメントできない」と話しています。
*(吉村の「吉」の上は「土」)