先月24日、男子ゴルフの欧州ツアー「フランス・オープン」で初優勝を果たした津山市出身の久常涼選手です。先日帰国し、岡山県北部にある高校時代の恩師を訪ねた久常選手、すで次のステージを見据えていました。

(久常涼選手)「帰りました」
「おかえり」「優勝おめでとう」
「ありがとうございます」と笑顔で祝福を受ける津山市出身のプロゴルファー久常涼選手です。
久常選手は先月24日、男子ゴルフの欧州ツアー「フランス・オープン」で初優勝。

日本勢のツアー制覇は、青木功・松山英樹選手に次いで3人目の快挙です。

3歳で競技を始め、小学生のころから勝央町にある練習場に通った久常選手。地元で喜びの報告ができたと、胸をなでおろします。

久常涼選手「(緑ヶ丘ゴルフ練習場は)半分家みたいな感じというか。帰る場所というか。ここでゴルフを教えてもらって育った場所なので、『優勝できたんだ』という実感が湧いてきます」

成長を見守ってきた、練習場のオーナーで久常選手の母校のゴルフ部監督・田淵さんも、教え子の活躍に喜びもひとしおです。
(田淵潔)さん「ヨーロッパに行く時も、『海外に行きたい』と自分で進んで行きましたんで。その辺は期待はしていました」「これからも2勝・3勝目と勝ってほしいのが本音です」

(フランス・オープン 初優勝 久常涼選手・津山市出身)「(田淵さんは)『ゴルフでのお父さん』『ゴルフの師匠』みたいな感じなので。ほんといい報告ができて良かったです」
世界ランキングも101位に浮上し男子ゴルフの日本勢2番手につける久常選手。郷土の若武者は、すでに次のステージを見据えています。

(久常涼選手)「これでアメリカツアーの方もチャンスが増えて来たので、しっかり残りシーズン戦いきって、来年はアメリカでプレーできるように頑張りたいです」
