■第19回アジア大会中国・杭州(30日・拱墅運河スポーツパーク体育館)

男子ダブルス準々決勝で、及川瑞基(26、木下グループ)・松下大星(27、クローバー歯科カスピッズ)ペアが、イランのノシャド・アラミアン(31)、ニマ・アラミン(30)の兄弟ペアに0-3で敗れた。勝てば同種目では2014年仁川大会で銅メダルを獲得した丹羽孝希・松平健太以来の表彰台となったが、ストレート負けを喫した。

24日の団体戦準々決勝で、日本はイランに0-3で敗れ、団体戦の雪辱をかけイランの主力選手との対戦となった。第1ゲームはバック主戦型のノシャドの強烈なバックに苦しめられ、6‐11と最初のゲームを落とす。

第2ゲーム、及川・松下はノシャドのフォアを狙う戦術に徐々にペースをつかみ始めるが、ラリー中での不規則なボールに苦しめられる。さらに松下の攻撃的なレーシブチキータをさせないロングサーブを出され、8-11と連取されあとがない状況に。

第3ゲームは出足から先行したい所も、ノシャドのサーブとニマの攻めにたたみかけられ5-11と反撃ならずゲームセット。今大会の日本男子ダブルスは、もう一組の吉村真晴(30、TEAM MAHARU)・戸上隼輔(22、明治大)ペアが2回戦で敗れているため、メダルには届かなかった。

※写真は左が及川選手、右が松下選手