■第19回アジア競技大会(30日・中国・杭州)
男子シングルス決勝に出場した綿貫陽介(25)が、張之臻(26、中国)に4-6、6-7で敗れ、銀メダルとなった。2014年仁川大会の西岡良仁以来、男子史上4人目の金メダルには惜しくも届かなかった。
第2シードの綿貫は、準々決勝、準決勝ともにストレートで勝ち上がってきた。決勝は第1シードの張を相手に、第1セットは4-1と綿貫がリードするが、そこから5ゲームを連取され、4-6と逆転で最初のセットを奪われてしまう。
第2セットは、お互いサービスゲームのキープが続く。綿貫もブレイクチャンスをものにできず、拮抗した展開の中、6-6となり7ポイント先取のタイブレークへ。張のサーブから始まり、相手に先にチャンピオンシップポイントを奪われると、7-6で一時リードしたが最後は自身のミスも響いて逆転され、惜しくも敗退となった。