■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間30日、大会7日目)

バスケットボール男子日本代表は予選リーグ最終戦で、韓国(世界ランク51位)と対戦し83ー77で勝利。開幕から3連勝で予選リーグ1位通過、準々決勝進出を決めた。

スターティングファイブは斎藤拓実(28)、佐藤卓磨(28)、今村佳太(27)、赤穂雷太(25)、最年少の川島悠翔(18)は、3試合連続でメンバーに名を連ねた。

女子日本代表も応援にかけつけた日本は立ち上がり13-0と3本のスリーポイントシュートで得点を重ね、韓国との点差を広げる。韓国はアメリカ出身で韓国国籍を取得したのラ ゴナ(34)が身体能力の高さを見せるなど徐々に点差を縮める。日本はここまで好調なスリーポイントシュートを11本、44%の高確率で成功させ、前半を43対37の6点リードで折り返した。

後半、連続得点で48-37とするも、ここから韓国の怒涛の攻めでついに48-48の同点に。しかし、今村の速攻や身長2m6cmの市川真人(22)のスリーポイントで再びリードする。最終クォーターを日本は61‐53で迎えるも韓国に1点差に詰め寄られるなど、気の抜けない展開がつづく。それでも斎藤、川島、赤穂ののスリーポイントシュートで突き放し83ー77で逃げ切った。日本はグループD組1位が決定し準々決勝進出を決めた。日本は前回のジャカルタ大会で7位、メダルを獲得すれば2014年仁川(韓国)大会以来となる。
※写真は今村選手

【バスケットボール日程】
■男子
9月26日 予選リーグ グループD 日本 95‐63 カタール
9月28日 予選リーグ グループD 日本 70‐57 インドネシア
9月30日 予選リーグ グループD 日本 83ー77 韓国
10月2日 準々決勝進出決定戦
10月3日 準々決勝
10月4日 準決勝/5位~8位決定戦
10月6日 決勝/3位決定戦/5‐6位決定戦/7‐8位決定戦

■女子
9月27日 予選リーグ グループB 日本 118-46 香港
9月29日 予選リーグ グループB 日本 92-30 カザフスタン
10月1日 予選リーグ グループB フィリピン戦
10月2日 準々決勝
10月3日 準決勝
10月5日 決勝/3位決定戦