東京・明治神宮外苑の再開発をめぐり、事業者の三井不動産は高さ3メートル以上の樹木の伐採を年明けまで延期することを明らかにしました。

神宮外苑の再開発では、神宮球場などの建て替えとおよそ1900本ある樹木のうちの743本の伐採が計画されていて、事業者の三井不動産は解体工事に伴い、今月中に伐採を始めるとしていました。

この再開発をめぐり、三井不動産はきのう、東京都からの要請を受け、樹木の伐採本数を減らすなどの計画の見直し案を年末にも都に提出することを明らかにしました。

伐採の着手は、見直し案の提出と都の審議会への報告を経た年明け以降になる予定だということです。

三井不動産の担当者は「都の要請を真摯に受け止め、報告後に伐採を行いたい」とコメントしています。