■アジア大会中国 杭州(29日、大会6日目)

大会6日目、日本は金メダル9個、銀メダル5個、銅メダル7個を獲得。メダルの総数を99に増やした。

体操では今大会初の金メダリストが誕生。種目別の跳馬で谷川航(27、セントラルスポーツ)が同種目45年ぶり、女子では平均台で岡村真(18、相好体操クラブ/暁)が史上初の金メダルを獲得した。競泳は最終日を迎え男子200mバタフライの本多灯(21、イトマン東京/日本大)ら2つの金。自転車は女子オムニアムの梶原悠未(26、筑波大学大学院)ら、金メダル3つ。トラック競技は10個の金メダルを獲得し、4日間を終えた。

フェンシングは男子のエペ団体が金。世界選手権女子サーブルで2連覇の江村美咲(24、立飛ホールディングス)ら、女子サーブル団体は銀メダル。この日始まった陸上では女子10000mの廣中璃梨佳(22、JP日本郵政グループ)が銀メダルを獲得し、日本勢2大会ぶりの表彰台にあがった。

体調不良で100m自由形を棄権するなど、個人種目でメダルがなかった競泳の池江璃花子(23、横浜ゴム)は最終日の“本命”女子50ⅿバタフライで銅メダル。24日の女子4×100mフリーリレー銀と、2つのメダルを獲得し大会を終えた。

前回大会(2018年ジャカルタ)で日本は、合計205個(金75個、銀56個、銅74個)のメダルを獲得している。

【大会6日目終了 メダル獲得数 上位】
1 中国 198個(金104、銀62、銅32)
2 韓国 102個(金26、銀28、銅48)
3 日本 99個(金27、銀35、銅37)
4 香港 36個(金5、銀13、銅18)
5 インド 33個(金8、銀12、銅13)