看護の道を目指す生徒たちの「ナーシングセレモニー」が28日高知市で行われ、専門学校の生徒たちが決意を新たにしました。

このセレモニーは、高知市の高知開成専門学校が、生徒たちに看護の道への決意を新たにしてもらおうと毎年行っていて、看護学科の1年生26人が参加しました。セレモニーでは、ナースキャップが授けられた後、「近代看護教育の母」と言われるナイチンゲールの像から生徒たちが持つロウソクに火が灯されました。

県内ではコロナ禍で多くの看護師が離職したといいます。これまで学校で看護の基礎を学んできた生徒たちは、真剣な表情で看護師としての決意を新たにしていました。

「思いやりと寄り添う姿勢で看護を提供し、地域社会に貢献できる看護師を目指します」

(生徒)
「看護師になる自覚が持てて、勉強も知識や技術を身につけることをがんばっていく」

(ミャンマーからの生徒)
「医療ではAIが発達していて、そのAIの知識も理解できるような看護師になりたい」

生徒たちは来年1月から県内の医療機関で実習を受けることになっています。