四国電力の今年夏の電力供給量は、1日最大で前の年を5%あまり下回りました。消費者の節電が大きな要因としています。

四国電力はきのう(28日)開いた会見で、今年夏の最大電力量は8月21日に記録した約491万キロワットで、2022年の518万キロワットを5.2%下回ったと発表しました。

電力を安定的に供給するための目安となる予備率は、8月21日は11%で四国電力では猛暑の中でも消費者が上手く節電をしたことで安定して電力を供給できたと分析しています。

また会見では、平均的な1か月の電気料金が11月には7337円となる見通しが示されました。国の負担軽減措置が11月以降も延長され1年前に比べると600円近く安くなっています。