井原線沿線観光連盟と井原鉄道(本社・岡山県井原市)は、沿線の歴史的魅力を発信しようと、10月からラッピング列車を走らせると発表しました。

10月15日から運行を開始するのは、特別企画列車「戦国列車」です。
井原線沿線は猿掛城(倉敷市~矢掛町)高越城(井原市)神辺城(福山市)など数多くの山城など重要な史跡があり、また北条早雲や吉備真備など多くの偉人を輩出していることから、その歴史的魅力を列車を通して発信できればと企画されたものです。

車両は井原鉄道所有の普通列車「IRT355形」1両を使用し、歴史・山城ナビゲーターの「山城ガールむつみ」さんの監修のもと、井原市ゆかりの武将・北条早雲の肖像画のほか、沿線地域を彩った北条氏の家紋を中心としたデザインのラッピングを施すということです。

また車内では、北条早雲とのツーショットが撮れるコーナーを設けるほか、沿線の山城・郷土の偉人を紹介するパネルを掲示する予定です。
列車は10月上旬にラッピング施工工事を行い、10月15日午後0時20分から神辺駅でお披露目されます。