岡山市内の医療機関で新型コロナワクチンの接種を行った際に、誤って使用済みの注射器を使っていたことがわかりました。

岡山市によりますと、9月25日、岡山市北区の医療機関で、60代の女性に新型コロナワクチンの接種を行った際、誤って直前に接種を行った使用済みの注射器(ワクチンが入っていないもの)を接種しました。医師が接種を行っている際に違和感があったことから気づき、途中で接種をやめたということです。

女性の健康状態について、現在のところ特に症状はなく、体調は安定しており、医療機関で引き続き経過を観察していくということです。

担当者が誤って、使用済みの注射器を未接種注射器の場所に置いたためとみられていて、岡山市では未接種の注射器と使用済みの注射器の配置場所を離すなど、はっきりと分かるようにして再発防止を徹底するよう、市内の医療機関に呼びかけています。