佐久市で2015年に男子中学生が車にはねられて死亡した事故で、救護義務違反の罪に問われた男性の控訴審判決が28日午後、言い渡されます。

道路交通法の救護義務違反=「ひき逃げ」の罪に問われ、東京高裁に控訴しているのは、御代田町の会社員の男性50歳です。

この事故は2015年、当時中学3年生だった佐久市の和田樹生（みきお）さんが、自宅前で男性が運転する車にはねられ死亡したものです。

男性は飲酒を隠すため、救護よりも前にコンビニエンスストアで口臭防止剤を買っていたなどとして、長野地裁で懲役6か月の実刑判決を受けました。

男性は、その後控訴し、関係者によりますと、罪の成立や量刑を不服としています。

控訴審の判決は28日午後3時から東京高裁で言い渡される予定です。