ヨーロッパで登録されている農産物や食品などのブランドを守るためのGI=地理的表示の保護対象に、「NAGANO」などあらたに14項目が追加されることになりました。

外務省の発表によりますと、登録の追加は日本とヨーロッパ連合の間で2019年に発効した経済連携協定に基づくもので、ワインや清酒の産地を示す際の「NAGANO(長野)」や、「HidaGyu(飛騨牛)」、「SanukiShiroMiso(サヌキ白みそ)」などの呼び方が保護の対象になります。

ワイン産地として「NAGANO」の名前が保護対象に

GI(GeographicalIndication)=地理的表示の保護制度は、農林水産物や食品などの名前から産地を特定できる商品のブランドを守るためのもので、長野県内からは干し柿の「市田柿」や漬け物の「すんき」などがすでに登録されています。

新たな14項目は30日に発効します。