■第19回アジア競技大会中国 杭州(27日、成田空港)

アジア大会で銅メダルを獲得した男子バレーボール日本代表が一夜明け、帰国した。チーム最多113得点をマークした高橋慶帆(19、法政大学2年)は「最初は自分のプレーができなくてすごく悩んだ部分もあった」と代表に選出された当初の思いを語った。

26日の3位決定戦でカタールに接戦の末、勝利した日本。主将の柳田将洋(31、東京グレートベアーズ)は「チーム全員で戦い抜けたことが収穫だと思います。世代に関係なく一人ひとりが役割を全うして、最後メダルに届いたってところが大きな一歩かなと思いますし、僕もキャプテンとしていい経験をさせてもらいました」とふり返った。

また7試合中、5試合でチーム最多得点をマークした高橋慶は「緊張感もありましたけど、伸び伸びとプレーさせてもらったので、自分としても良い結果を出せたかなと思います。最初に選ばれたときは正直、ここにいていいのかなと思った」と代表に選出された当時の思いを語った。そして「(注目されると)プレッシャーにもなるけど、そこはいい意味でとらえて自分も成長していけたら」と前を見据えた。

高橋慶は初戦のアフガニスタン戦でチーム最多の16得点をマーク、フィリピン戦こそ8得点に終わったが1試合平均16得点でチームの銅メダルに貢献した。
※写真左から柳田主将、高橋慶選手

【バレーボール 結果】
9月19日 予選リーグF組 アフガニスタン戦 3‐0
9月20日 予選リーグF組 インドネシア戦 3‐0
9月21日 予選リーグF組 フィリピン戦 3‐0
9月22日 順位決定予備戦・日本(F組1位)3‐0カザフスタン(A組2位)
9月24日 順位決定戦 日本 3‐0 インド
9月25日 準決勝 日本0‐3中国
9月26日 3‐4位決定戦 日本3‐1カタール