サーモンの養殖や水産物の加工を手がける青森市の「オカムラ食品工業」が東京証券取引所に上場を果たし、初日の取り引きをストップ高で終える順調な滑り出しとなりました。

27日、青森市のオカムラ食品工業が東証スタンダード市場に上場しました。青森県内企業の新規株式公開は金融機関を除いて16年ぶりです。オカムラ食品工業は1971年に水産加工品製造会社として創業し、2017年には青森県深浦町で日本初の大規模サーモン養殖をスタートさせて国内外で事業を展開しています。

上場初日の株価は公募価格(1680円)を上回る初値(2564円)をつけると、引けにかけて一段高となり終値はストップ高の3065円と上々の滑り出しとなりました。