■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間27日、淳安界首スポーツセンター自転車競技場)
自転車競技で日本勢が金メダルラッシュ。前日の男子チームスプリントに続き、男女のチームパシュート、女子ケイリンで佐藤水菜(24、競輪選手会 神奈川支部)がアジアの頂点に輝いた。佐藤はこの種目で日本勢初の金メダル。
女子チームパシュート決勝、日本は梶原悠未(26、筑波大学大学院)、池田瑞紀(19、私立祐誠高)、内野艶和(21、チーム楽天Kドリームス)、垣田真穂(18、私立松山学院高)のメンバーで挑み、中国に僅差で優勝を果たした。前回18年のジャカルタ大会で日本は銅メダルだったが、今回初の頂点に。
【女子チームパシュート結果】
金メダル 日本 4分21秒224 ※大会記録
銀メダル 中国 4分21秒285
男子チームパシュート決勝も相手は中国。日本は松田祥位(24、チームブリヂストンサイクリング)、窪木一茂(34、チームブリヂストンサイクリング)、橋本英也(29、チームブリヂストンサイクリング)、兒島直樹(22、チームブリヂストンサイクリング)で挑み、90年の北京大会以来、33年ぶりの金メダルとなった。
【男子チームパシュート結果】
金メダル 日本 3分52秒757 ※大会記録
銀メダル 中国 3分56秒277
女子ケイリン決勝では21年、22年の世界選手権銀メダリストの佐藤が日本勢初制覇。ラスト1周手前で先頭に出ると、そのまま中国勢を振り切りフィニッシュした。
【女子ケイリン結果】
金メダル 佐藤水菜
銀メダル 王 麗娟(中国)+0.070
銅メダル 張 琳茵(中国)+0.418
※写真は佐藤水菜選手