男子100mバタフライでは松元克央(26、ミツウロコ)が51秒13で日本勢17年ぶりの金メダルを獲得した。レース後わずか10分後に行われた男子200m自由形にも出場、こちらは1分48秒95の6位だった。

100mバタフライで今季アジア1位のタイムを持つ松元。レ-スは前半からトップで泳ぐ中国の王 長浩(21)に、0秒36の差で続いて折り返した。後半に加速した松元はゴール直前で王を捉え、タッチの差で勝利。アジアの頂点に立った。

金メダルの余韻も束の間、女子100m背泳ぎの1レースを挟んだわずか10分後に行われた男子200m自由形でも、決勝に出場。他の選手とは異なる明らかな軽装で、水着にジャージを羽織り、靴を履かずに裸足で登場した。超タイトなスケジュールとなったレースは1分48秒95の6位だった。