■アジア大会中国 杭州(27日、大会4日目)

スケートボード女子ストリートの決勝が行われ、日本の伊藤美優(16、JOCKS)が221.59で銅メダルを獲得。日本勢は前回大会(2018年ジャカルタ)銀メダルの伊佐風椰(22)に続く2大会連続のメダルとなった。織田夢海(16、サンリオ)は、210.73で4位入賞を果たした。

伊藤は1回目のランを最後まで滑りきり62.32。暫定3位でトリックに進むと、1回目は転倒も、2回目で高難度の技を決め82.56。次に得点が高い5回目の76.71を合わせた、合計221.59で銅メダルを獲得した。

織田は、ベストトリックの3回目で大技「キックフリップ」を完璧に成功させ、75.21。さらにそれまで2度失敗していた技を成功させ、4回目に71.58をマーク。合計210.73とし、表彰台には一歩届かなかったが、4位入賞となった。

スケートボードストリートは、2回の45秒間のランと5回のトリックの試技を行う。ランで得点が高かったものと、5回のトリックのうち得点の高かった2回の合計得点でメダルが決まる。

【結果】
金 崔 宸曦(13、中国)242.62
銀 曾 文蕙(18、中国)236.61
銅 伊藤美優(16、日本)221.59