山口県の教員採用試験で、1次試験の一部を早く受けることができる新たな制度が導入されることになりました。
県教委は受験者数の増加につながるとみています。

新たな制度は2025年度の採用試験からで、対象となるのは小学校の教諭を希望する現在の大学3・4年生です。

これまでの制度では、1次試験は来年7月でしたが、新しい制度では、対象者は1次試験の「教職専門」を、今年12月にも受けることができます。

文部科学省が示した採用試験の早期化、複数回実施の方針を受けたもので、学生は試験を受ける機会が増え、県教委は受験者数の増加につながるとみています。

試験の詳細は、来月上旬に公表される予定で、ほかにも大学の推薦による特別選考 が新たに導入される予定です。