暑い日が続き、コーヒーを「アイス」で飲む人がまだ多い9月です。豆の種類だけでなく、焙煎や挽き方でも味が変わるという奥深いコーヒーの世界をより手軽に楽んでもらいたいと真庭市で「アイスコーヒー教室」が開かれました。

まだまだ残暑が厳しい9月。そんな中、自宅でおいしいアイスコーヒーを楽しんでもらいたいと、真庭市の湯原振興局で開かれた「アイスコーヒー教室」です。
地元の住民にコーヒーの淹れ方を教えるのは、真庭市勝山の町並み保存地区でコーヒー店を営む小谷野智恵さん。そのポイントは、湯の温度だといいます。

(かぴばらこーひー店主 小谷野智恵さん)
「温度が適正じゃなかったら、どんなコーヒー淹れてもおいしくないです。」


熱湯ではなく90度の湯を使うことで雑味のないスッキリとした味わいになるそうです。さらに、氷を入れたグラスに注ぎ急速に冷ますことで、風味と香りが際立つといいます。
(参加者)
「沸かしたてのお湯で淹れていたので、きょうはその違いがよく分かった」
「温度の分かる道具を買って練習してみたいなと思った」
(かぴばらこーひー店主 小谷野智恵さん)
「毎日のコーヒーがおいしくなると生活が豊かになって、次の日が楽しみになる。そういう楽しさが伝われば」

高度な湯の注ぎ方などプロの技を伝授された参加者たち。奥深いコーヒーの世界にすっかり魅了されたようでした。