今大会から古賀は背番号を「3」に変更、かつて木村沙織が背負った番号
木村:どうですか。新しい番号?
古賀:
3番をこの間、撮影で着たときに、「3番なんだ」と思って、それだけで緊張しました。3番を着ている自分が何かすごいことをしているみたいな、してないのに、すごいみたいな感じになりました。
木村:
ちょっと分かる。なんか(番号の)下に棒線あるとね、なんか無い時とある時とは全然違うよね、この重みが。
古賀:
そうなんですよ。私は背番号にそこまでこだわりがなくて、でも眞鍋さんに「サオリもつけてたぞ。テン(竹下佳江)もつけたぞ」って言われて、そんな言われたらつけられないと思ったけど「なんでそんなこと言うんだ!」って思ったけど、でもすごく光栄なことですし、つけさせていただけるんだったら、つけたいなと思って3番にさせてもらいました。

木村:
何を聞こうかな。なにか聞いてほしいことありますか。
古賀:
ちょっと難しい・・・。(間があって)何があるんですか、質問。
木村:
今、一番一緒にいる選手は?
古賀:
内瀬戸(真実)選手。あと小島(満菜美)選手っていうリベロと山岸(あかね)選手。
木村:
みんな年上だね。いいと思う。やっぱり頼るところに頼らないと。私もそうだった。荒木絵里香さんとか、山口舞さんとか。一人になってしまうとしんどいと思うから、自分がリラックス出来るところを見つけた方が良いと思うし、自分は上の人たちに頼ってばっかりだった。
古賀新キャプテンの元、パリ五輪へとスタートした女子日本代表。
古賀:
常にどの試合も緊張感を持って1勝が結構大事になって来るので、そこはみんながしっかり理解して勝つために自分がやることを、それぞれが徹底できるようなチームを作っていけたらいいなと思います。
対談の収録を終えると木村さんからこんな質問がー
木村:
リオ五輪の時、眞鍋さんだったじゃん、監督。それで(代表)落とされたじゃん。今、根に持ってたりしないの?
古賀:全然してないです。
木村:そうなんだ。
古賀:
それは当たり前っていう感じだから、でもめっちゃ覚えてます。沙織さんの部屋でめっちゃ泣いて、沙織さんのTシャツに鼻水めっちゃつけて、2人で抱き合って何か「ごめんなさい。鼻水つけました」とか言って(笑)。
木村:
べちょべちょですよ、本当に(笑)。涙とかじゃなくて鼻水、たらーみたいな。懐かしい!あの時、そんなこともあって今がありますね。頑張れ!
古賀:頑張ります。

古賀がキャプテンに就任して7連勝と絶好調な日本は今夜8時からアジア最大のライバル中国と対戦する。