JR西日本とJR四国は、瀬戸大橋線で列車が故障した場合に備え、避難誘導などを行う訓練を合同で行いました。

訓練は、JR西日本とJR四国が、緊急時の応援・協力体制を確認するために5年ぶりに行ったものです。

児島駅から四国方面へ向け出発した特急列車が瀬戸大橋に入るトンネルの手前で故障し、動けなくなったという想定です。

訓練では、乗客20人を児島駅へ誘導するため線路に降ろし、100メートル離れた、バスが到着する変電所に誘導しました。

(JR四国安全推進室 坂中真文副室長)「万が一の時にはきょうの訓練を生かして一致協力してお客様の安全を守っていきたいと思います」

また、JR四国からの連絡を受けたJR西日本が救援列車を手配し、故障した車両を児島駅に収容する手順も確認されました。