21日から秋の全国交通安全運動が始まりました。10日間交通事故の防止を目的にさまざまな取り組みが行われます。

秋の全国交通安全運動に合わせ高知県庁では出発式が行われました。今回の重点目標は「歩行者の安全確保」「飲酒運転の根絶」「自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底」などの3点です。

高知県警によりますと県内では2023年、699件の交通事故で14人が犠牲になっています。(61件増)自転車が絡む事故がおよそ2割で、ほとんどが自転車側にも法令違反が認められるということです。また、高知市内の自転車ヘルメットの着用率はほぼ全国平均の13.4%となっています。(今年7月時点)

(県警交通企画課 島﨑聡 交通管理調査官)
「自転車事故の中には、自転車側にも何らかの法令違反があるというような交通事故が非常に多い。安全運動を通じて自転車の交通ルールやヘルメットの重要性を幅広く呼び掛けたい」

秋の全国交通安全運動は30日まで行われます。