今日(21日)から全国一斉に始まった秋の交通安全運動。岡山県庁では交通指導や取り締まりに向けた出発式が行われました。

出発式には警察や交通安全のボランティアら約50人が参加し、岡山県の伊原木知事から、高校生や大学生ら8人が交通安全大使に任命されました。

今年の県内の死亡事故は昨日までで32件と、昨年に比べ19件減っていますが人身事故の件数は300件以上増えています。

また、自転車が関係する交通事故件数も増えています。岡山県では「横断歩行者の優先」や「自転車の安全利用とヘルメット着用」などを重点的に呼び掛けています。

(岡山県警 神門敦 交通事故抑止対策官)「自転車も安全利用を強く訴えかけるのと、道路に出た時には緊張感を持って、運転あるいは歩行をしていただきたいと思っています」

秋の交通安全運動は9月30日までで、警察ではパトロールなどを強化するとしています。