プロクレアホールディングスは国から受けた約200億円の公的資金について22日に全額を返済すると発表しました。


公的資金は金融機能の強化のため、傘下のみちのく銀行が2009年に受け入れていて2022年4月の青森銀行との経営統合に伴い、プロクレアホールディングスに返済の主体が移っていました。返済する200億円のうち150億円をみちのく銀行、50億円を青森銀行が拠出するということです。これに伴ってプロクレアホールディングスの経営の健全性を示す自己資本比率は1%程度低下する見込みです。


公的資金の返済期限は2024年でしたが、1年前倒しすることになりプロクレアホールディングスは「経営の合理化・効率化を通じて健全な経営基盤の構築を図る」としています。