■飲食店が真っ暗 コンセプトカフェかと思いきや節電対策

さらに、千葉県佐倉市の飲食店「SobaCafe3〇1」ではこんな対策も…

店内を微かに照らすのは、テーブルの上のランプやモニターに映る焚火の映像など限られた灯りだけです。運ばれてきた料理も、よく見えないほどの暗さ。店長に話を聞こうにも、顔も見えません。

店長
「節電対策が意識にあるところで、お客様からのアイディアで『電気全部落として暗闇バーみたいなコンセプトカフェにしちゃえば』ということで、即日やってみたという感じです」

この店では2021年と比べ、電気料金が月1万円以上増加。そこで6月15日から“暗闇”での営業(平日夜間のみ)を始めたのだと言います。

店長
「月1万円ってバカにできなくて、新しい広告の契約ができたりとか、チラシを配るのに使えたりとか、別のところに使える大きな金額になってくる」

客からの評判は?

常連客
「落ち着きますね。たまには暗いところでのんびり飲みたいなと思っていたので」

初来店の客
停電かなと一瞬思ったんですけど、ここに来てもうちょっと自分も生活の中で見直せる節電があるかなと考えさせられました」

夏本番を前に、試行錯誤が続いています。