青森県の弁当製造会社の弁当を食べて、体調不良を訴えている人が全国で相次いでいる問題です。山口県内でも10人程度が体調不良を訴えていることが20日、分かりました。

この問題は、青森県八戸市の弁当製造会社「吉田屋」の弁当を食べ、体調不良などを訴える人が全国で相次いでいて、20日午前の時点で全国の1都23県、およそ300人にのぼっています。

山口県によりますと、県内でもこれまでに10人程度が下痢やおう吐などの症状を訴えているということです。

吉田屋は、主に全国のスーパーでのイベントや駅などで駅弁を販売しています。県内では16日と17日、イズミ11店舗で、吉田屋が製造した「北海道産特選いくらの贅沢丼」が合わせて238個販売されたということです。

県では、食中毒の疑いがあるとして詳しく調べるとともにこの弁当を食べないよう呼びかけています。