高齢化で医療費が増大するなか、医療費適正化に向けた取り組みについて話し合う長野県の懇談会の初会合が開かれました。

来年度から6年間(2024年度から2029年度)の県の医療費適正化計画を策定する懇談会は、医療関係者など11人で構成されています。

県民の医療費は2020年度は6796億円となり年々、増加傾向が続いています。

このうち、75歳以上の後期高齢者の医療費は43パーセントを占め、今後、一層増加すると見込まれています。

懇談会では高齢者の疾病や介護予防などの対策を話し合い、来年(2024年)3月に公表する医療費の適正化計画に反映します。