農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されている岡山県美咲町の棚田で、稲刈りが最盛期を迎えています。

黄金色に染まり、収穫の時を迎えた稲穂です。

すり鉢状の地形におよそ750枚の棚田が広がる、美咲町大垪和西(おおはがにし)の棚田です。

稲刈りは先月(8月)末から始まり、現在最盛期を迎えています。

「日本の原風景」ともいえる美しい光景と、標高400メートルの山間部を吹き抜ける爽やかな風が、秋の深まりを感じさせてくれます。

(農家・宮尾廣実さん)
「今年もおいしい新米が出来ているんで、楽しみに待っていただいて、いろんな人に幅広く食べていただきたいです」

ユニークなカカシが棚田を見守る展望台には、多くの見物客が訪れていました。

(岡山市から)
「全体的に静かな感じで落ち着いた気分になる」

棚田の稲刈りは、10月上旬まで行われるということです。