4年に一度開催されるアジア最大のスポーツの祭典で、「アジア版オリンピック」とも言われる『アジア競技大会』が、23日から始まります。
45の国と地域が参加するこのアジア大会の種目は40競技481種目もあり、新潟県内からも多数の選手が出場します。

その中の1人が、アルビレックス新潟の小見洋太選手(21歳)。
高校生で選出されて以来の“日本代表”に意気込みを語ってくれました!


【小見洋太選手】
「激しい死に物狂いでお互いがぶつかるようなゲームは、やってても楽しいですし見ていても面白いと思うので、楽しみです」

アジア競技大会のサッカー日本代表に選ばれた小見洋太選手。
今季ここまでリーグ戦24試合に出場し攻撃陣を牽引しています。

チームへの言葉を口にしました。

【小見洋太選手】
「ずっと結果が出ていない中でも、使い続けてくれた監督やクラブに感謝したい」

愛されキャラの小見選手は、チームメイトからも祝福されたようです。

【小見洋太選手】
「お祝いの言葉も頂きましたし、あとはいじられました。イジられることが多いですね…。日の丸うぇーいみたいな」

そんな小見選手が意識するのは、同期で先日のU23アジアカップ予選で2得点と活躍した三戸舜介選手とのこと。

【小見洋太選手】
「追いかけているというか、尊敬している選手でもあるので、そういう背中を追いかける存在っていうのが、近くにいるっていうのはすごくいいことで、ありがたいことだなと思います。あっちの方がオリンピックのメンバーには近い位置にいると思うので、そこへ行くためのアピールの場だと思っています」

このアジア大会で結果を残し、来年のパリオリンピック出場へ…。
持ち味である『前への推進力』でゴールを目指します。

【小見洋太選手】
「日本を代表して、新潟を代表して、世界に自分がどこまで通用するのか思いっきり出し切って、確かめていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

Q具体的な目標は?
「やっぱ三戸が2点決めたんで、ぼくもまずは2点決めたいです」

そして、アルビレックス新潟レディースからは、石田千尋選手(21歳)も日本代表に選出されています。

初の日本代表選出、アジア競技大会に向けて「球際の厳しさやハードワーク、闘う姿勢が私らしさであるので、そこを全て出し切りたいです」と闘志を燃やしています。

23日開幕のアジア大会に先駆け、小見選手ら日本代表男子は20日にカタールと、石田選手ら日本代表女子は22日にバングラデシュと対戦します。

男女サッカーでの新潟県勢選手の活躍に期待しましょう。