春の選抜へ繋がる秋季高校野球宮城県大会の2回戦。夏の甲子園で準優勝した仙台育英が新チームの公式戦初戦に臨みました。相手はライバル東北高校、強豪校対決を制したのは…。

夏の甲子園準優勝メンバーが6人残った仙台育英は新チーム初の公式戦で東北高校と対戦。スタンドからはこの夏を共に戦った3年生が後輩たちへエールを送ります。先輩の後押しを受け育英は2回、連続ヒットで1・3塁とするとキャッチャーの悪送球で3塁ランナーが還り1点を先制。さらに高田のタイムリーでこの回2点を奪います。

続く3回もチャンスを作った育英ランナー2人を置き、夏の甲子園で主軸を張った湯浅。高々と舞い上がった打球はレフトスタンドへ。甲子園でも勝負強さ発揮した湯浅の3ランホームランで育英がリードを広げます。

対する東北も7回に反撃、1アウト満塁からショートゴロの間に1点を返します。尚もチャンスで長谷川。ここは育英の山元に軍配。このピンチを脱した育英がリードを守りきり5対2でライバル対決を制しました。

仙台育英 湯浅桜翼選手:
「相手が東北であってもどこであっても、まずは勝ち切れたことが良かった。テーマはワンチームというのを目指していて、野球は個で戦っては勝てないので、いかにワンチームとなって頑張れるかで試合の勝敗が決まってくると思うので、まずはチーム一丸となって戦うことを目指しながらうやっていきます」

敗れた東北は、春の選抜出場が極めて難しくなりました。