きょうは18日は敬老の日です。テレビ山口が取材した元気な人をバックナンバーで紹介します。(年齢や肩書きは取材当時・2021年取材)
ダンディーな魅力を振りまく山口市の男性。
元気の秘けつはダンスでした!
タンゴのリズムに合わせて軽快にステップを踏むのは、山口市の阿部秀雄さん。
社交ダンスを習い始めて20年。
年齢を知る仲間たちからは、称賛の目で見つめられています。
生徒「すごい上手なのに、年齢聞いてびっくりしました。何でもやればできるみたいな可能性をいっぱい持っているような人だなと思って」
生徒「昔より一段と上手になられて、うらやましく思いました。目の前に自分の将来が見えるもんだから、90まで大丈夫だと」
取材した2021年9月時点、阿部さんは89歳、数えで90です。
音楽に合わせた軽やかな身のこなしは、年齢を感じさせません。
レッスンは週1回、2時間弱。
阿部秀雄さん(取材当時89)
「ずっと前は、ずっと踊ってても疲れませんでしたけど、最近はこの年齢ですからね、疲れますね。でも、休んでまた踊れる、そういう所がいいですから」
休みながら踊り、家でも練習するようにしているそうです。
阿部さんは、60歳まで裁判所書記官、その後、70歳まで調停委員を務め、すぐに社交ダンスを始めました。
89歳で、発表会やパーティーで、ダンスを披露しています。
社交ダンスを始めたきっかけは単純でした。
阿部秀雄さん「職場で上司とか部下とかで飲み屋に行くじゃないですか。つい誘われてホステスの人とこう踊る、そういうのがひとつのきっかけでしたね」

「遊び人だった」と笑う阿部さん。
自慢はこの勲章。
ダンスで気分転換しながら裁判所での仕事に取り組み、その功績が認められたんです。
退職後は自由な時間ができたことから、正式に習ってみようと教室に通い始めました。
ただ、始めたのはダンスだけではありません。