岡山県が県の東京事務所で学生のインターンシップを実施しています。東京の学生に、地方に関心を持ってもらうのが狙いです。

県庁の仕事を体験してもらおうと、昨年(2022)から岡山県が東京で行っているインターンシップです。

9月29日まで数回に分け25人を受け入れる予定です。

(入江桃子さん)「自分が好きな地元・岡山について考える仕事を経験したいなと思って」

この日行われたのは、新橋のアンテナショップで販売する新たな商品を考えるというプログラムです。

(岡本舜路さん)「どの方の話を通じても、じかに地元に貢献できる仕事だというのが大きな学びだなという風に思っています」

(村松開さん)「考える力を身に着けて今後の就職にいかしていきたい」

岡山県によりますと、毎年、岡山から東京の大学に1000人ほどが進学していますが、Uターンの割合はおよそ17%にとどまっています。

インターンシップで、岡山県の職員、そして岡山の企業にも目を向けてもらいたいというのが狙いです。

(岡山県東京事務所 玉置明日夫所長)「インターンシップで体験することによって岡山の良さを実感できて、かつ、地方で就職するという選択肢をもってもらう」

(北村悠一郎さん)「地方に目を向けても自分にとって損はないんだなと実感しました」

(Q岡山はその中で候補としてあがりそうですか?)「そうですね。今の段階だと雰囲気的に自分にあっているのかなと」

岡山県は、東京でのインターンシップを通じて学生のサポートと県内企業の採用支援に繋げていきたい考えです。