国土交通省は、過疎地域での個人タクシーの営業を認め、運転手の年齢の上限を80歳までとする方針を明らかにしました。

個人タクシーは現在、人口が30万人以上の地域でのみ営業が認められ、運転手の年齢は75歳までとされています。しかし、過疎地域では法人タクシーの事業者が撤退するなどして、移動手段が限られています。

こうしたことを受け、国土交通省は個人タクシーの経験が1年以上あることなどを条件として、過疎地域でも営業を認め、運転手の年齢の上限を80歳までとする案を公表しました。

都市部で経験を積んだ運転手が地方にUターンやIターンをしても働けるようにすることを想定していて、来月にも施行される予定です。