■陸上 ダイヤモンドリーグ・ファイナル ユージン大会・2日目(日本時間18日・米国)

世界の強豪が集うダイヤモンドリーグ(DL)の成績上位者のみが出場できるファイナルに、男子110mハードルの泉谷駿介(23、住友電工)が出場し、13秒10(+0.9)の4位だった。

世界陸上ブダペストの金メダリスト、G.ホロウェイ(アメリカ)の隣り、7レーンでスタートした泉谷。序盤はホロウェイに並んでいたが、中盤、ホロウェイや世界陸上銀メダルのH.パーチメント(ジャマイカ)が前へ出た。2~5位が写真判定となるなか、泉谷は4着。2位までは0秒04、3位には0秒03差で、パーチメント(33、ジャマイカ)が12秒93でレースを制した。

泉谷は今季、6月の日本選手権で13秒04をマークし自身の日本記録を更新。初参戦となったDLローザンヌ大会(6月)で男子日本人DL初優勝(13秒22、-1.0)を果たした。7月のロンドン大会では13秒06の2位。世界陸上ブダペストでは五輪、世界陸上を通じて日本人初となる決勝の舞台に進み、5位に入賞していた。DLファイナルには日本人選手5人が出場。この日は女子5000mに出場した日本記録保持者の田中希実(24、New Balance)が6位。男子走幅跳の橋岡優輝(24、富士通)はシーズンベストの8m15で3位、表彰台にあがった。

17日には世界陸上ブダペストの金メダリスト、女子やり投の北口榛花(24・JAL)が63m78をマークし、日本人初のDLファイナル優勝。男子3000m障害には世界陸上で日本人初の入賞を果たした三浦龍司(21・順大)が出場し5位だった。