2024年度の大分県公立学校教員採用試験の最終結果が発表され、実質倍率は前年度より上昇し、3.1倍となりました。

2024年度の教員採用試験では1次試験免除者などを加えた実質倍率が前年度に比べて0.5ポイント上昇し3・1倍となりました。実質倍率が前年度を上回るのは2018年度以来です。採用予定者数が481人と定年延長などの影響で減少した一方、受験者数は87人多い1263人と4年ぶりに増加に転じたことなどが要因です。受験者が増えたことについて大分県教委は3次試験の廃止により受験者の負担が軽減されたことや大阪にも試験会場を設けたことなどをあげています。