歴史的な大幅利上げが決まったアメリカ。日米の金利差が広がることで、私たちの生活にも大きな影響がでそうです。食品など生活必需品の更なる値上げに、さらに追い打ちをかけるように電気料金の値上がりも・・・

■「食費を削る」「冷房使わない」電気料金値上げに家庭では

夏本番を前に気になるのが電気料金の高騰です。

電力大手10社中4社が、7月に値上げすることを発表しました。東京電力では標準家庭のケースで、6月より306円高い、8871円となっています。2021年の7月と比べると、約1900円高くなっています。比較可能な過去5年間で最も高い水準となりました。

電気料金の推移(東京電力エナジーパートナーより)


気温の上昇で、今後利用する機会が増えるのがエアコンです。家庭では、どのように対応するのでしょうか。

ーー 電気代の値上がりはどうですか?
20代女性
「子どもがいるので、ずっと(エアコンを)つけないで我慢をするということもできない」
ーーさらに値上がりするかもしれないと言われていますが?
20代女性
「食費で削るしかないかなと・・・。自分たちの食費をなんとかやりくりするという感じ」

20代男性
「あまり冷房を使わないとかは気をつけている」
ーー冷房をつけるのはギリギリまで我慢する?
「今あまり使っちゃうと夏場厳しいかなと思って」

■スーパーでも電気料金4割上昇で対策は? 

電気料金の値上がりに多くの食品を扱うスーパーは対応に苦慮しています。

東京・足立区にあるベニースーパー佐野では電気料金が、前の年の6月と比べて、約4割上昇しました。そのため5月から店内の一部の照明を消したり、明るさを少し落としたりしているといいます。

店内の一部照明を落として営業している


ベニースーパー本部長
「少しでも店の運営費が上がらないように努力している。店としての努力をしていかないと店が運営できなくなるので、電力量を減らすためのことをしている」

■さらなる値上がりに備え カレールーを大量購入する人も

一方、今後懸念されるのが食品など生活必需品のさらなる値上がりです。アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が、27年ぶりに0.75%の大幅利上げを決めたことが、今後大きく影響しそうです。日米の金利差が大きく広がることで円安が加速し、さらなる物価高につながる恐れもあります。

スーパーの買い物客は・・・

ーーなぜカレールーをたくさん買い物カゴに入れているのか?

買い物客
「これから値上がりするかなと思って。麺類とかを買った」

買い物客
「あまり高くなると困る。ちょっと見直さないといけないと思い、今まで買っていた量の3分の2にするとか」