【UNE代表 家老洋さん】
「いろいろな仕事をつくることで、その人たちのやりたい仕事、好きな仕事を選択できることが大事。ここは人口が減少して高齢化が進んでいるところなので、強いて言うと人が来ないところ。こういう活動をすることで多種多様な方々がUNEHAUSやこの地域に来てもらえる」

“仕事の場”を過疎が進む集落につくることで、人が集まり、地域の活性化にもつながります。
「UNEがあるから安心して暮らせる」そんな地域住民の声もあるそうです。

【地域住民】
「ここがあるとみんな生きがいを感じて、認知症予防とかすごく役に立って助かってます」
「私たちの年代は働くことが生きがいで…UNEはオアシスそのものです」

一方的な支援ではなく「みんなで支え合う」。
家老さんが目指すのはそんな地域社会の形です。

【UNE代表 家老洋さん】
「弱い立場の人たちをどうこうするより社会が変わらなくちゃいけないのに、社会はまだ強い人たちの社会だから、弱い人たちに変われ変われと言ってる。強い人たちも弱い人たちも含めて、みんなが社会を変えていく、誰もが生活できるように」

人口237人の小さな集落に根付いた支え合いのコミュニティ。
その活動の輪の広がりが、社会の風景を少しずつ変えていくかもしれません。