特集は「SDGsつなごう未来へ」。今回は仙台市内の幼稚園から中継でお伝えします。この幼稚園には去年まで樹木が生い茂っていました。本来なら伐採後に廃棄されるはずだったこれらの樹木に、「ある方法」で命を吹き込んだ男性がいます。いったいどんな方法なんでしょうか?
増子華子キャスター:
仙台市青葉区のあらまき幼稚園にお邪魔しています。

この幼稚園の裏山には、去年まで樹木がうっそうと生い茂っていました。これが去年8月の写真なんです。

本来なら伐採・廃棄されるはずだったこれらの樹木に「ある方法」で命を吹き込んだ男性に来ていただいています。早速呼んでみましょう、佐藤さん!
佐藤優則さんです、こんばんは、すごい装備ですね。

佐藤さんはチェンソーで彫刻作品を作る「チェンソーアート」の達人なんです。
佐藤さん、何を作るのでしょうか?
これ以上は、何を作っているのかわかってしまいますので、一旦ここまで。ここで佐藤さんが幼稚園の裏山に作った作品の数々を見てみましょう。

幼稚園の敷地内にある裏山。子どもたちは、「みてみて山」と呼んでいます。

佐藤優則さん:
みてください、童話の中から出てきたような絵本なんですけども。

「ぼうけんしよう」、このみてみて山(裏山)のマップです。
みてみて山の入口に置かれたこちらの作品。マップは手に取ってめくりたくなりますが、チェンソーで作っているのでめくれません。メガネをかけたフクロウのベンチも可愛らしくて素敵です。実は木の根っこが地面に繋がったまま。

佐藤さんはこの場所に生えていた木を使い一発勝負で作品を仕上げているんです。そして、童話の世界からそのまま飛び出してきたようなツリーハウス。

わざとゆがませて作ってあり、子どもたちは普段から建物の中に入って遊んでいます。屋根の修理の跡は実際に穴が開いているわけではなく、佐藤さんの遊び心。子どもたちに喜んでもらいたいという思いが感じられます。
さて、佐藤さんの様子を見に行きましょう。あ、すごい、こんな短時間で素晴らしい作品が完成しましたね!

チェンソーアートの達人、佐藤優則さん、それに、あらまき幼稚園の子どもたちと一緒に中継でお送りしました。













