フランスで行われるアマチュアラグビーの国際大会に出場する岩手県釜石市のチームの関係者が14日、達増知事に大会での躍進を誓いました。

岩手県庁を訪れたのは、国際大会に出場する「いわて釜石ラグビーフットボールクラブ」の白根敬介団長と、釜石シーウェイブスでのプレー経験もある福士周太キャプテンなどチーム関係者4人です。
白根団長は「岩手やラグビーのまち釜石を世界に発信したい」と大会での躍進を誓いました。
達増知事は「世界のラグビーに岩手・釜石から打って出る歴史的に大きな一歩で大いに頑張ってもらいたい」と激励しました。
いわて釜石ラグビーフットボールクラブは、釜石シーウェイブスのOBなど19歳から45歳の30人で構成され、8月下旬から市内で練習を重ねてきました。
出場する第1回ワールドアマチュアラグビーフィスティバル大会は、ワールドカップにあわせフランスで9月23日から30日まで行われます。
大会には地元フランスやニュージーランドなど16か国のチームが出場予定で、釜石チームは大会初日の初戦でイングランドのチームと対戦します。

(福士周太主将)
「ラグビーのプレーをしつつ震災復興のお礼をかねて今回はフランスに行ってきたいと思います。世界一を目標に掲げて頑張っているので、ラグビーのまち釜石とラグビー県岩手を世界に発信できるように目標達成を目指して頑張ってきたいと思います」

チームは20日にフランスに向け出発する予定です。