去年1年間に富山県内を訪れた観光客の数は、のべ3400万人あまりと前の年に比べ45・7%増えました。

去年1年間に県内を訪れた観光客の数は、延べ3419万4000人で前の年に比べ45・7%増加。観光庁が行う宿泊旅行統計調査における県内の延べ宿泊者数は306万7000人と、前の年より28・1%増加しました。

このうち外国人の宿泊者数は283・3%増の4万2000人で新型コロナの水際措置の段階的な緩和が影響しました。

主な観光地別では富岩運河環水公園が150万5000人で28・7%増、立山黒部アルペンルートが48万人で57・9%増でした。

最も伸び率が大きかったのは、となみチューリップフェアで、90・5%増の28万2000人でした。

県はコロナ禍で中止されていたイベントが再開したことや、全国旅行支援といった観光需要の喚起策が効果を発揮したとみています。