■MLB ロッキーズ 7ー3 カブス(日本時間14日、クアーズ・フィールド)

カブスの鈴木誠也(29)は敵地のロッキーズ戦に「5番・ライト」で先発出場。犠牲フライで2試合連続打点を挙げたがヒットは出ず、3打数無安打1四球1打点で打率は.278となった。

残り16試合でワイルドカード争い2位のカブス、ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズに勝ち越したいところ。鈴木は1回、2死一塁で迎えた第1打席、ロッキーズ先発、T.ブラック(32)と対戦。ボールを見極めてカウント2-2になると1塁走者のN.ホーナー(26)が盗塁、判定はボールだったが盗塁が失敗となり打席途中で終わってしまった。

改めて2回、先頭で迎えた第1打席、カウント1-1からカーブをしっかり振り切り捉えたがサード正面のゴロに倒れた。

2対0とリードした3回、無死二、三塁のチャンスで迎えた第2打席、1球目、内角高めのシンカーを引きつけて右方向へ、ライトへの犠牲フライで2試合連続の打点を挙げた。

5回の第3打席は甘く入ってきたカットボールを打ち損じてセンターフライ。8回の第4打席は四球で出塁。9回、2死一塁で回ってきた第5打席は空振り三振に倒れた。

試合は5回、3対3の同点からレフトのI.ハップ(29)がフライを落球、続く打者にホームランを打たれ勝ち越された。ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズに手痛い連敗でこのカード負け越し、これでカブス(ナ・リーグ中地区2位)は78勝69敗の貯金9で残り15試合となった。