サッポロホールディングスは、ジャニーズ事務所グループの所属タレントを起用した現在の広告契約について、満了をもって終了すると明らかにしました。

ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、サッポロホールディングスは先ほどコメントを出しました。

この中で、「『国際人権章典』及びILO=国際労働機関の『労働における基本的原則及び権利に関する宣言』の規定を踏まえ、全てのビジネスに関わる人の人権を尊重する」と強調しました。

その上で、ジャニーズ事務所の関連会社との現在の広告契約について契約満了をもって終了することを明らかにしました。さらに「被害者救済と是正対応、組織体制構築が確実に実行されたことが確認できるまでは新たな契約は行わない」ということです。

サッポロHDは、北海道限定商品の「サッポロクラシック」で、ジャニーズの関連会社に所属するTOKIOの松岡昌宏さんを起用していますが、広告契約を残したままテレビCMは今月16日から停止するということです。