大学サッカーの総理大臣杯で優勝した富士大学サッカー部が13日報告会を開き、集まった学生や教員と喜びを分かち合いました。

大学で行われた報告会では33人の選手が登壇し、集まった学生と教員およそ250人に優勝を報告しました。
富士大学サッカー部は10日、仙台市で行われた総理大臣杯の決勝で、Jリーグクラブへの加入が内定している複数の選手を擁する強豪・関西学院大学を2―1で下して初優勝を果たしました。
東北の大学が優勝するのは大会史上初めてです。
スポーツが盛んな富士大学ですが、全ての部活動を通じて全国大会での優勝はこれが初めての快挙です。
岡田秀二学長は「地域の人々に大きな影響を与えている。本当に素晴らしい」とチームを称えました。

(富士大学サッカー部 藪中海皇主将)
「厳しい戦いが続いていたので、やっぱり日本一を取ったのは本当に嬉しいですし自分の中の記憶に残りました」
(高鷹雅也監督)
「最後粘り強く対応してこういった結果に結び付けてくれたところはすごく感謝していました」

総理大臣杯で優勝したことで富士大学サッカー部は12月上旬に始まるインカレ出場を決めていて、再び大学サッカーの頂点を目指します。