■MLB マリナーズ 8ー0 エンゼルス(日本時間13日、Tーモバイル・パーク)
右脇腹を痛めていた大谷翔平(29)が敵地で行われたマリナーズ戦で代打の出場もなく、9試合連続の欠場となった。
前日12日(日本時間)はスタメンに名前が入っていたが急遽、取り消しとなりF.ネビン監督(52)は「私のところに来て今日はダメだと言った」とコメント。この日もスタメンに名前はなく、試合前にはネビン監督は「この2試合は休養日にするつもりだ。木曜日に休みがあるから金曜日にプレーすればいい」とマリナーズ戦は欠場させる方向性を示唆した。しかし、「明日、彼が調子が良いと感じ、私のところへ言いに来たら起用するつもりだ」とも付け加えた。
出場は大谷本人の判断に任せているのかという質問には「イエス。彼がプレーをする準備ができた時、彼が心地よくスイングができるようになった時に彼はプレーする。私もその(出場しない)フラストレーションは理解できる。誰もこんなに大事になるとは思っていなかった。彼は私にも“自分は1日か2日でいける”と言っていた」
そして、大谷の現状については「彼はフルワークアウトを室内で行った。そしてケージでは軽目に(バッティングを)行った。彼はプレーできる状態にとても近づいている。だから私は彼に昨日こう言った。“準備ができたら私のところに来なさい”と。ただ、今日はその日ではない」とコメントした。
試合は先発のP.サンドバル(26)が5回8失点(自責点5)と試合を作れず連勝は3でストップした。これでエンゼルスは68勝78敗、借金は10、今季残り16試合となった。
本塁打王争いは、現在大谷がア・リーグトップの44本塁打(打率.304、打点95)。リーグ2位(35本)のL.ロバートJr.(26・ホワイトソックス)は、ダブルヘッダーで2試合とも出場したが8打数2安打で本塁打はなし、9月はまだ本塁打はなく、大谷と9本差は変わらず。