今月(9月)8日、北アフリカのモロッコで起きた地震を受け、岡山市の国際医療ボランティア団体AMDAは医療チームを現地に派遣しました。

けさ(13日)岡山を出発したのは看護師兼調整員の藤本智子さんと荻野祥子さんです。

8日にモロッコで起きた地震では、死者が2900人を超え、5300人以上のけが人がでています。

生存率が大幅に下がるとされる地震発生から72時間が過ぎる中、医療チームは被災状況などを調査し医療や物資など総合的な支援を行う予定です。

(AMDA医療チーム・荻野祥子さん)「病院等の施設がそんなにないところで、皆さん困っているのかなと思っていますので、ニーズに合ったものを一つ一つやっていきたいと思っています」

(AMDA医療チーム・藤本智子さん)「しっかりとまず現場を把握する所から始めて、自分のできる医療ケアを提供していけたらと思っています」

2人は明日の午後モロッコに到着し、その後AMDAの医師2人と合流し支援活動を行っていくということです。
AMDAでは緊急救援活動に役立てる募金を受け付けています。電話番号(086―252ー7700)AMDAの事務局または、ホームページで詳細をご確認下さい。