食肉大手、伊藤ハム米久HDはジャニーズ事務所の所属タレントを起用した現在の広告契約について、満了をもって終了し、今後、更新しないことを明らかにしました。

ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、伊藤ハム米久HDがコメントを出しました。

この中で、「事業に関わるすべての人々の人権を尊重しており、あらゆるハラスメントを許容しておりません」と強調しました。その上で、ジャニーズ事務所との現在の広告契約について、現段階では契約の満了をもって終了し、今後は更新しない方針を発表しました。

伊藤ハム米久HDはジャニ-ズ事務所に対し、「具体的な被害者への救済措置と再発防止策の徹底を進めるとともに、抜本的な経営体制の再構築に取り組み、一日も早く信頼回復されることを切に願っております」とコメントしています。

伊藤ハム米久HDは、おととしからソーセージの「グランドアルトバイエルン」の広告にジャニーズ事務所に所属している二宮和也さんを起用しています。