4月から努力義務化された自転車のヘルメット着用。富山県内では高校生を中心にこの制度が定着していないことが明らかになりました。
富山県警などによりますと、8月末までに自転車を利用中に交通事故に遭った人は富山県内で109人、うちヘルメットを着けていた人は17人だったということです。

年代別でみると、小中学生は14人中9人と着用率が高いものの、成人は56人中8人、高校生については28人中ゼロでした。

自転車のヘルメット着用は2023年4月から努力義務化されましたが、定着していない現状が明らかになりました。

全国ではヘルメットの購入費を一部助成している自治体もあり、富山県教委は先行事例を研究した上で検討したいとしています。
