食品の値上げが続く中、大手コンビニがきょうから「値下げ」に踏み切りました。ただ、ことし値上げされた食品はすでに2万6000品目を超えていて、消費者にとっては厳しい状況が続いています。
記者
「こちらの麻婆丼、きょうから100円“値下げ”です」
きょうから「値下げ」に踏み切ったローソン。対象は高級おにぎりや弁当など6品で、期限を設けずに値下げを続けます。
ローソン 榎本章さん
「客の節約志向の高まりに対して、生活応援の意味を込めて」
一方で、食品の値上げは続いています。帝国データバンクによると、ことし1月から9月までに値上げされた食品は2万6490品目。すでに去年1年間で値上げされた品目数を超えています。
街では切実な声が聞かれました。
「(食べ物を)ちょっと一品我慢しようかなとか、この商品でこんな値段ならやめようかななんて(これまでは)考えたことなかった」
「(スーパーで)これくらいなら3000円かなと思っても、いざレジに行くと4000円とか」
先週発表された調査では、2人以上の世帯が7月に消費に使った金額は去年の同じ月に比べ、5%減りました。マイナス幅は2年5か月ぶりの大きさで、5か月連続で減少しています。
なかでも、支出の3割を占める「食料」は10か月続けての減少で、食費を切り詰める動きが出ています。
「電気代はいろいろ節約して調整できるが、食品は自分ではコントロールすることが難しい」
「(給料は)上がってると思うが、物価高を補填できるほど上がってはいない」
食品の値上げは年末にかけてさらに最大1万品目近く増える見通しで、家計への負担は今後も続くことになります。
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