地域の治安を守る警察官が、最初の一歩を踏み出すのが「警察学校」です。令和のこの時代に、どんな厳しい訓練が行われているのか。鳥取県警察学校のリアルな"教場"の1日を取材しました。
警察官になるために必要な知識・技能・体力を身に付けるため、日々厳しい訓練が行われる「警察学校」。警察官に採用されると、大学を卒業した人は6か月間、高校などを卒業した人は10か月間、「初任科生」としてまずは警察学校で基礎を学びます。
土江諒 記者
「まだ朝の6時過ぎなんですが、初任科生の皆さんが続々と集まってきました」
朝の日課は10分間のランニング、そして全力ダッシュです。

鳥取県出身の山根礼奈さん(23)。この春大阪の大学を卒業し、警察学校の門を叩きました。
鳥取県警察学校 初任科生 山根礼奈さん
「警察官は24時間勤務で、朝とか夜とかそういうの関係ないと思うので、こうやって朝から非日常の感じでトレーニングできることはすごく充実した環境だと思っています」
掃除や朝食を済ませたら、ようやく"教場"での授業が始まります。